東京女子体育大学新体操競技部

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田中 美朱

http://gymlove.net/rgl/topics/ob/2020/05/23/524/

https://images.app.goo.gl/WjJvofzs5WRWVPUi7田中美朱 (2015年3月 体育学部卒業)

大学卒業時、秋山エリカ教授の薦めのもと渡米。秋山エリカ教授の選手時代からの戦友であり友人、(故)イリーナ・ガバシビリさん(世界チャンピオン旧ソビエト、現在のグルジア共和国)がオレゴン州で新体操クラブを牽引していた。イリーナさんは『この先新体操で何か困ったことがあれば、日本の”エリカ”に連絡しなさい。彼女がきっと助けてくれるから。』と当時の彼女の選手に言い遺し生涯をとじた。その後残された選手は当時小学校低学年であったが、新体操を愛する気持ちで面識も無い『日本の”エリカ”』を探し求めて、新体操日本一の東京女子体育大学に一通のEメールを送る。当時、地域交流課のトップであった秋山エリカ教授に旧友との絆を通じて奇跡的に連絡が届いた。
オレゴン州をはじめ、現在はミシガン州の新体操クラブでヘッドコーチ兼コレオグラファーとして新体操指導にあたる。ベストコレオグラフ賞、コーチオブザイヤー等の受賞経歴を持つ。新体操初心者から全米選手権大会出場レベルの選手まで幅広く、子供達の心身の成長に寄り添い、新体操を心から楽しんで欲しいという想いで日々レッスンに励んでいる。
🌷私は秋山エリカ教授のゼミ生でしたが、今でもゼミナールの時間が心に残っています。物事に対するアプローチや思考のプロセスが普通とは掛け離れていたので、とても面白い時間でしたし、心の豊かさと常識にとらわれない発想が後の私を大きく変えたと思います。
5歳から始めた新体操も大学在学中には何度も挫折を繰り返し、新体操から離れようと思ったことがありました。卒業間際、新体操に関わるのか、それとも全く違う道に進むのか、悩んで苦しい時間を過ごしていた時、『美朱、アメリカに行っておいで。新しい環境で大好きな新体操をもう一度自分なりに挑戦してごらん。いつでも帰って来る場所も待っている人もいるからね。』と背中を押して下さいました。最初は全く英語が話せず、身振り手振りで指導するところから始まりました。指導者として英語が話せないのは困りますし、特に心がけたのは指導者として教えるだけでなく学ぶ立場も同時に経験しようしたことです。アメリカでは”どのように人に教えるのか”を探るためにアメリカの公立の2年制大学で語学と共にヘルスサイエンスとダンスを学び、日本とアメリカの違いを身をもって感じることができました。新体操に愛情を持って、アメリカの子供達と過ごす日々に今は幸せを感じています。

 

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