通勤途中、白髪の男性とすれ違った、急ぎ足で歩いているその男性は綺麗にラッピングされた1輪の花を手に微笑んでるように見えた…
その花を誰に渡すのかな〜
そんな事を思いながら私より遥か年上の男性が可愛らしく思えた…
花を貰った人は嬉しいに違いない、それにしても花を持った男性は花を買おうと思った瞬間から楽しかったのだろう、花を選ぶ時も、花を運ぶ時も、花を渡す瞬間も、花を渡した後も楽しい…
何かをプレゼントされるのは、とても嬉しい事だけど、何かをプレゼント出来るのは、それ以上に幸せなことのような気がする…
秋山エリカ