多分、大学の中でも1、2を争う古い建物。
1号館は事務局が集まる場所だ。
私はそこの2階にいることが多い、学生のために忙しく働く職員は古い建物の中でも笑顔が絶えない…
2階のトイレの床は、今では少なくなっているタイル貼りの床だ。丸いタイルが規則正しく並んでいるが、よく見ると手作業なのがよくわかる。
30年以上は確実に経っているだろうその場所のタイルは、今でもピカッと輝いて、何一つ欠けることもなく、建てられた当初のままの姿をしているように見える。
タイル職人の心意気と丁寧な作業、日々の行き届いた掃除によって数十年経っても色褪せない…
いや、こういうものは時間が経てば経つほど、その技術の確かさが分かるのかもしれない…
秋山エリカ